なぜ異業種の2社がバトルしているのか?
バトルの領域としては、広告だ。
アクセンチュアは、マーケティングの川下において、
SNSを使って”バズらせる力”が弱い。
そのため、同社が掲げる川上から川下まで一気通貫のソリューションには、
どうしても広告・SNS等のノウハウが必要なのだ。
そんなアクセンチュアは、広告・PR会社のベクトルから子会社のシグナルを買収した。
この買収により、広告の領域におけるアクセンチュアと電通がバトルをすることは避けられなくなった。
対照的に、電通はコンサルを軸とした非広告領域へと事業を拡張している。
電通からアクセンチュアに引き抜かれる社員もいるそうで、
電通は境地に立たされている。